利用できない場面に注意しよう
セルフレジでは対応できないこと
店舗側のレジ業務を効率化することができるというメリットがあるセルフレジは、会計を待つ際の混雑を避けたり釣銭間違いを減らすことができるなど利用客にとっても有難いシステムだと思います。
しかし、セルフレジにはなかなかクリアすることができないいくつかの課題が残されていることも事実なのです。
セルフレジはバーコードを読み取って商品と金額を登録していくものなので、値引きシールが貼られた商品について利用客自身が会計時に金額を操作することはできませんし、年齢確認が必要な煙草や酒類はもちろんのことレジ横にあるホットスナックの販売や公共料金の支払いなどについても対応できないといいます。
またお弁当などを温めてほしい場合には、やはり有人のレジに並んで従業員に頼むしかないようです。
導入した店舗が抱える問題点
レジの店員と対面することなく買い物ができるというスピード感が魅力のコンビニのセルフレジですが、わざと商品をスキャンしないで誤魔化そうというような悪意ある利用客がいたらどうなるのだろうと考えたことはありませんか?
確かに利用客自身で会計をするセルフレジでは悪気はなくても登録する個数を間違えてしまったり、代金を正しく支払わないままで持ち帰ってしまうといったお店の不利益につながることが起きてしまう危険性は拭えないようです。
そこで店舗側は監視カメラに映る場所やレジにいる店員からも見えやすい場所、また店の内外にいる他の利用客の目が気になるような場所を選んでセルフレジを設置するような工夫をしているようです。